【さとう埼玉リウマチクリニック】早期診断・早期治療に取り組むリウマチ専門クリニック

satousaitamariumachi
  • 設立 平成28年9月
  • 事業内容 クリニック(リウマチ専門)
  • 従業員 5名
  • 本社住所 埼玉県戸田市笹目1-33-7
  • 電話番号 048-421-0310
  • URL https://sato-naika.org/

埼玉県内はもちろん、関東近郊や福島、遠くは京都からも患者が訪れるというさとう埼玉リウマチクリニック。リウマチの最新治療が行える専門クリニックとして、リウマチの早期診断、早期治療に取り組んでいる。技術面ではもちろん、患者さんとのコミュニケーションやホスピタリティにも力を入れている同クリニックの佐藤理仁院長に、リウマチ治療の現状とめざす未来像を聞いた。

リウマチで苦しむ祖父を治したい

私が医師をめざしたのは、大好きだった祖父が長年リウマチを患っていたからです。おじいちゃん子だった私は、リウマチの痛みに苦しむ祖父の姿を見て、「将来自分がリウマチを治せるお医者さんになって、大好きなおじいちゃんをよくしてあげたい」「おじいちゃんのようにリウマチの痛みで困っている多くの人を治せるようになりたい」といつも思っていました。
また、祖父が通っていたクリニックの先生やスタッフの方々がみな親切で、通院する祖父へはもちろん、付き添いの私にいつも温かく接してくれたことも、医師への憧れを高めるきっかけのひとつとなりました。
リウマチ患者の多くは、体の痛みだけでなく仕事や結婚、子育てなど、将来への不安も抱えています。当院が「リウマチ患者さんに笑顔と安心を届け、社会に貢献するクリニック」という目標を掲げているのは、患者さんの不安や疑問に笑顔でお答えし、少しでも患者さんのQOLを高めるお手伝いができればという思いがあるからです。

早期診断・治療で変わらない日常を

リウマチの早期判断ができる最新のエコー検査

かつて、リウマチはご高齢の方に多い病気で、骨が変形してやがて寝たきりになってしまうというイメージがありました。昔はリウマチと診断できるものがレントゲンしかありませんでした。しかし、症状が出ていない早期の段階ではレントゲンには何も写らないため、「原因不明」と放置されてきた患者さんが多くいました。何年も痛み止めなどの対処療法ですごし、骨が変形してから「リウマチだった」と診断されることもあり、「30〜40代で発症したはずなのに、リウマチと診断されたのは50〜60代になってから」という方も多くいました。「リウマチ=高齢者の病気」というイメージが強いのは、このためだと思います。
現在、国内ではリウマチの患者さんは約70~80万人いるといわれていますが、リウマチは仕事や子育てで忙しい30〜40代の若い方に多く発症する病気です。以前はリウマチ治療のために妊娠を諦めなくてはいけないケースもありましたが、レントゲンでは分からない早期のリウマチが見つけられる最新検査「関節エコー」と、リウマチの特効薬「生物学的製剤の治療」の登場で、関節リウマチの診断・治療は、格段の進歩を遂げました。
リウマチは、早期から積極的な治療を行うことで、骨の変形などの関節破壊を防ぐことが可能です。治療の目的もずいぶん変わり、従来は「痛みを抑える」ことが主流でしたが、現在は「治療を継続しながら変わらない日常を過ごせる」ことへと変化しています。
当院ではこの「関節エコーでの早期診断」と「生物学的製剤での早期治療」に力を入れて、「これまでと同じ生活が送れる」というところをめざして治療を行っています。私たちの仕事は、ただ単に症状を抑えたり痛みを緩和したりするのではなく、患者さんの人生に寄り添い、笑顔をお届けするものです。大きな病院などでは、現在でも肺炎などの感染症で入院されるリウマチ患者さんが多いことも課題とされていますが、当院ではこうした感染症などでの入院患者数を限りなくゼロにしたいという思いから、定期的な血液検査での感染症・副作用の早期発見、カビ肺炎予防のバクタ予防内服、治療開始前の結核や肝炎ウイルスチェックも行っています。

リウマチ専門院のモデルクリニックをめざす

リウマチ専門クリニックとして他病院とも多く連携を図る

開業から2年半で少しずつ当院の認知も広がってきて、最近では近隣の整形外科などからリウマチの疑いがある患者さんを積極的に当院にご紹介くださるケースも増えました。リウマチは継続的な治療が必要な病気ですが、長年「原因不明」と言われていた関節痛の原因が分かって安心する患者さんや、当院で生物学的製剤を始めて「痛みがなくなったので孫を抱っこできるようになった」と喜ぶ患者さんの笑顔に会えるのは、この仕事の醍醐味だと思っています。
日本にはリウマチで苦しむ患者さんがまだ多くいますが、私一人の力では限界があります。もっと多くのリウマチ患者さんを笑顔にするために、今後は私と同じ志と技術を持ったドクターとも連携して、関東の主要都市に「リウマチクリニック」を広げていきたいと考えています。

自ら学び発信するスタッフ

また、スタッフの育成も大事なテーマです。当院で働くスタッフには、「どうしたらより患者さんのためになるかを一人ひとりが考え、行動していく」ということを期待しています。患者さんに質の高い診療を継続して受けてもらうため、待ち時間の短縮や快適な待合室、気持ちのこもった応対など、治療以外の面でも患者さんが快適に過ごせるよう、スタッフが考えて実践しています。
医療業界はまったくの未経験という方の新しい視点も、当院が今後必要としている部分です。例えば接遇やビジネスマナーなどを学んだ方や、法律などを勉強した方など、あらゆる角度からの新しいスタッフを採用したいと考えています。
当院では受付として入職したスタッフが、本人のやる気と努力次第で、クラークからレセプトまで担当したり、マーケティングや経営に参加したりすることも可能です。モチベーションとスキルアップのために、定期的に面談やグループミーティングを行う他、「ホスピタリティを学ぶため、ホテルのように異業種の研修を受けたい」など、患者さんの笑顔につながる提案であれば、外部の研修なども積極的に参加を推奨しています。
また、当院の看護師は、クリニックで働きながら経験と研修を重ね、リウマチケアの専門的な知識と実践能力を有する「リウマチケア看護師」の資格を取得しました。現在は採血業務や生物学的製剤の注射指導などを中心に行っていますが、今後は、「リウマチ専門ナース」として、ホームページでの情報発信など、活躍の機会を増やしていく予定です。
リウマチは生活への支障が大きく、治療やリハビリテーションなど継続的な支援が重要です。治療を通して、患者さんの仕事や家事、子育てを応援できる社会貢献度の高いやりがいある職場で、一人でも多くの患者さんの喜びや笑顔をめざして、一緒に働きましょう。


活躍するスタッフ

さとう埼玉リウマチクリニックで働く受付、看護師のスタッフに、仕事のやりがいやクリニックの雰囲気、将来の目標などについてお聞きしました


【なぜこのクリニックを選んだか】
・リウマチ科という専門分野で新しいチャレンジをしてみたかった(受付・医療事務)
・以前の病院で佐藤先生と一緒に勤務をしていて働きやすかった(看護師)
・佐藤院長のおだやかで優しいお人柄に惹かれて(受付・医療事務)

【仕事のやりがいについて】
・医師も受付も看護師もみな対等な立場で意見を言い合える環境にやりがいを感じる(受付・医療事務)
・生物学的製剤の注射指導を行い、患者さんから「痛みがとれて、杖なしで歩けるようになった」「仕事も家事もできるようになった」という、お言葉をいただけると、個別性に合わせた注射指導を行ってよかったとやりがいを感じる(看護師)

【クリニックの働きやすさについて】
・予約制なので、休みの予定が立てやすく、仕事終わりのプライベートも充実できる(看護師)
・スタッフみんな仲がいい(受付・医療事務)
・いろいろな提案をみんなで話しあって改善できる環境がいい(受付・医療事務)

【今後の目標】
・患者さんの日常に深い関わりがある仕事なので、常に患者さんの立場に立った指導や気遣いを心がけ、安心して通院していただける場所を提供したい(看護師)
・患者さんのためになる新しいチャレンジを続けていきたい(受付・医療事務)
・今後はドクターズクラークとして先生の診療のお手伝いができるようにしていきたい(受付・医療事務)

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