【広島建設株式会社】千葉で創業、千葉に根ざして50年の住宅から学校までつくる総合建設会社

  • 設立   昭和43年8月
  • 事業内容 注文住宅事業、分譲住宅・不動産開発事業、大型建築事業、リフォーム・リノベーション事業など
  • 資本金  8000万円
  • 従業員  250名
  • 本社住所 千葉県柏市豊四季1004番地 広島建設豊四季ビル
  • 電話番号 04-7143-1123
  • URL   https://www.hirosima.co.jp/

あなたは将来どんな家に住みたいだろうか? 家庭を持ち子どもが生まれたら、やっぱり庭付きの一軒家がいいかもしれない。リビングが広くて、使い勝手のいいキッチンがあって、光の差し込むテラスがあって……と、夢は膨らむ。そんな人々の夢を、東葛・京葉エリアを拠点にひとつひとつカタチにしてきた建設会社がある。地元密着を掲げて地域に根ざし、街の風景を作って半世紀。年間600棟もの家づくりに関わる仕事とその喜びを、経営企画部の綿貫亮部長に聞いた。

「セナリオハウス」をはじめ 地域に根ざした事業展開

当社は千葉県の東葛・京葉地域や東京都・埼玉県の東部、茨城県の一部で住宅建設を行っています。カタログ等には施工エリアを示してありますが、市区町村別とも同心円上の距離とも違う、少し変わった地図になっていて、お客様に「なんで?」と聞かれることがあります。
これには、ちゃんと理由があります。当社には柏市豊四季の本社をはじめ、住宅展示場およびショールームの事業拠点がありますが、営業エリア内のどこにいても車で1〜2時間で行くことができる距離になっているのです。

あえて施工エリアを限定する理由

施工エリアを限定すると、住宅の価格と品質が安定します。住宅は地域の職人さんたちと建てますが、範囲を広げ過ぎると〝いつもの気心知れた職人さん〟ではない人たちと仕事をすることになります。そうすると連絡や判断がスムーズにいかず工期が遅れたり、資材を運ぶコストも住宅価格に転嫁しなければならず、お客様にメリットを提供することができなくなるのです。
むやみに規模を追い求めず施工エリアを絞り込むことで、こうした心配がなくなります。低減できたコストはお客様に還元しているので、当社のブランド「セナリオハウス」の家は注文住宅なのに手の届きやすい価格帯と評判です。
また、私たちの仕事は家が建ったらおしまいではありません。住んでいただいた後のメンテナンスやアフターフォローが何より大切で「何かあったら担当が1〜2時間で駆けつけてくれる」という安心感が、お客様に「セナリオハウス」を選んでいただける理由の一つになっています。
もちろん、担当者も施工現場が自宅から近ければ仕事がしやすいですし、帰宅後や休日のプライベートも充実します。転勤や配置換えがあってもエリア内ですから、転居の必要はありません。これから先も、ずっと住み慣れた街で仕事ができます。

お客様と二人三脚で家づくりに取り組む

住宅は「一生で最も高価な買いもの」と言われます。ほとんどのお客様が家を建てるのは初めての経験ですから、即断即決とはいきません。当社のお客様であれば、まず家を建てる土地から探す人が多いです。それからどんな間取りがいいか、どんな機能を備えるかを決めていきます。
「注文住宅」と言うと意匠性に凝ったデザイナーズハウスや、ユニークな間取りの家を想像されがちなのですが、実際には多くのお客様が「ベーシックな家」を建てられます。何十年も住み続ける家ですから、結局は飽きのこない家がいいのです。
しかし、そうした家にもお客様の小さなこだわりがたくさん詰まっています。そのこだわりは、必ずしも最初からお客様が具体的に「こうしてほしい」と要望されるものばかりではありません。
コミュニケーションを重ねる中でお客様が何を大切にしているか、どんな未来を思い描いているかをお聞きして「それならこんな機能があるといいのでは?」とご提案することも多々あります。
そのようにして、お客様の希望を一つ一つカタチにしていくと、見た目には「ベーシックな家」が、お客様にとって唯一無二の「マイホーム」になるのです。当社の住宅には「セナリオハウス」のブランド名が冠されています。セナリオとはイタリア語で「シナリオ」のこと、営業担当はお客様の構想を「住宅」というストーリーに書き上げる脚本家と言えます。

経験を重ねスキルを積むほど、仕事が充実していく

このように、当社の営業担当はお客様の家づくりに、とことん寄り添います。土地を探すお手伝いに始まって、ご要望を聞きながら自分自身で図面を描きます(他社なら設計部任せにするところです)。予算に不安があると伺えば、住宅ローンの返済シミュレーションも提案できます。
さすがに入社してすぐにあれもこれもができるようにはなりませんが、2〜3年もするとスキルが身につき、仕事がどんどん充実していきます。
当社の企業理念には「嘘をつかない」という項目があります。当たり前のことと思われるかもしれませんが、当社が起業した昭和40年代の不動産会社は、先代社長曰く「千三つ」(千の言葉に真実は三つしかない)と言われ、世間から信用されない業種だったそうです。
けれども、そんな不誠実な商売をしては、地元で生き残れるはずがありません。当社は2018年で創業50周年を迎えましたが、それはひとえに先輩たちがお客様に対してどこまでも誠実に、一つ一つ信頼を積み重ねてきた結果。大切なのは、やはり〝人〟なのです。
さらなる成長を目指すも、
あくまで地元密着
新卒採用は総合職での募集ですので、営業部門/技術部門(設計・施工管理)/管理事務部門のどの部門にも行くことができます。250人程度の規模の会社ですので、全員が責任を持って第一線で働きます。控え選手では飽き足らず、いつもスタメンで試合に出たいというタイプの人には、ぴったりの会社だと思います。
当社は、何よりも地元密着を第一に掲げている会社ですから、今後も施工エリアを急拡大することは考えていません(隣接地区で旺盛な需要があれば検討しますが、少しずつです)。
とはいえ、会社として成長を追求しないわけではありません。現在は「注文住宅」が大黒柱ですが、今後は「不動産事業」「特建事業」を加えた3本柱として確立していく計画です。
不動産事業では、人口が増え続けているつくばエクスプレス線沿線のエリアを中心に、多数の分譲地を企画販売、賃貸や土地活用など創業当初からの不動産のノウハウを最大限に活かしています。特建事業では、柏市内、流山市内の小中学校や介護施設、商業施設などを多く手掛け、住宅だけではなく街のランドマークとなる大型建築も担っています。
また将来は、この地域で住宅のリフォーム/リノベーションの需要も増えてくるでしょう。施工エリア内の建物であれば、住宅でも大型施設でも「広島建設に任せておけば大丈夫」と言っていただけるような会社になるのが我々の目標です。

地域の人たちに寄り添い、さらに愛される努力

そのためには、この地域の人たちに「広島建設/セナリオハウス」をもっと知っていただき、身近に感じてもらう必要があります。そこで私たちが取り組んでいるのが、CSR(社会活動)や地域イベントへの積極的な参加です。
例えば、地域スポーツへの支援(東京パラリンピックを目指す地元アスリートの社員雇用をはじめ、「柏市少年野球春季大会・低学年の部」協賛、「親子ラグビー体験会」の開催など)、地域イベント・お祭りへの出店および協賛、児童の職場見学の受け入れ、当社社員が指導して子ども達に木工を体験してもらう「とんかち教室」の開催、等々。
ストレートな広告宣伝などに比べれば時間はかかりますが、こうした活動こそが私たちがこの地域の人たちに寄り添って仕事をしていく姿勢を体現できる、いちばんよい方法ではないかと考えています。
幸いにして当社が「ここ!」と定めたエリアは日本でも有数の人口が増え続けている地域です。地元に根ざす企業として、これからも努力し、〝永続発展〟していきたいと思っています。

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