【メーカー アール・ビー・コントロールズ株式会社】電子制御装置の開発・製造を軸に 快適で豊かな暮らしを創造する

  • 設立 1971(昭和46)年1月22日
  • 事業内容 高電圧ユニット(点火装置、イオン発生装置)、空調/厨房/給湯機器用の電子制御ユニット、サニタリー関連機器用の電子制御ユニット、空気清浄機用の関連部品、リモコン、浴室用テレビ、LED照明
  • 資本金 1億5,000万円
  • 従業員 531名 ※2020(令和2)年4月1日時点※2020(令和2)年4月1日時点
  • 本社住所 石川県金沢市観音堂町ロ71番地
  • 電話番号 076-268-0198(代)
  • URL https://www.rbcontrols.co.jp

ガステーブルコンロ、ガス給湯器、食器洗い乾燥機。私たちの身近にある商品の内部には、アール・ビー・コントロールズ株式会社の電子制御ユニットが組み込まれている。見えない場所から暮らしを支える確かな技術力は、イグナイタ(電子点火装置)、給湯器用リモコン、浴室用LED照明と、3つの市場で国内高シェア率を誇る。「電子技術を通じて『豊かで安全な暮らし』づくりに貢献し、お客さまのニーズにお応えする」を企業使命観に、時代に合わせて求められる製品を世に送り出す。同社のしなやかな躍進の原動力について、代表取締役の遠藤健治社長に話を聞いた。

物づくりの原点は電子点火ユニット

企画提案から開発・生産までワンストップで対応

私たちの会社は、リンナイ株式会社(以下、リンナイ)が100%出資するグループ企業です。ガス・石油機器を安全かつ利便性の高いものとするためには電子制御装置が必要になると予測したリンナイが、電気・電子の技術を持つ金沢市の会社と共同で1971年に立ち上げました。当社社名は、会社設立当時の社名の頭文字を今でも残した形としています。
電子点火ユニットの開発から始まった当社の物づくりは、電子点火技術を経てガス燃焼や温度調整の電子制御技術へ進み、色々な商品に対応するカスタムメイドでの電子制御ユニットの開発・製造へと発展しました。さらには商品のIoT化に伴い、これらを遠隔操作する無線LAN対応リモコンへと分野は広がりを見せています。今後はコアコンピタンス(競合他社を圧倒的に上回る核となる技術力)を最大限に発揮し、健康・環境・介護分野へも参入していきます。
売上げ構成比は、リンナイグループが8割、グループ外の顧客が2割となっています。企画提案からデザイン、開発設計(ハード設計・ソフト設計・制御設計・実装設計・構造設計)、生産までを一貫して対応できることを武器に、ここ3年以内に売上げ構成比を7対3に持っていく予定です。過去を振り返ると、リンナイ出資100%の会社でありながらのグループ外への営業活動には、大変な苦労がありました。しかし現在では多くの企業に当社を高く評価していただき、その比率は徐々に増加しています。

転機をもたらした自社商品の開発

2000年代に入り、当社の防水・防湿技術や電子制御技術に注目した複数の企業から、新商品開発についての相談を受けるようになりました。他社との取引を行い、新規分野の自社商品開発を手がけるかどうか。社内の意見は2つに分かれました。
親会社の扱う商品は、景気に影響されにくい生活必需品です。リンナイ商品用に部品を供給する関係上、業績は年々着実に伸びてもおり「なぜリンナイ以外の仕事までやるのか、上手くいくわけがない」と厳しい意見もあがりました。それでも挑戦する道を選んだ結果が、2012年から生産を開始した、浴室用LED照明で高いシェアを有していることや、社員による数々の特許出願につながっています。振り返ってみると、これが会社にとって大きなひとつの分岐点でした。
親会社への不満や不安から、この選択をしたのではありません。リンナイ以外の企業文化と接することで、会社全体としての学びが広がり深まると考えたのです。厳しい道の選択は覚悟の上で、新技術への挑戦や開発、営業スタイルや部品の買い方など、リンナイグループからは吸収できないノウハウを勉強させていただきたい。そんな気持ちからの決断でした。とはいえビジネスですから、他社にも親会社にも、学びから得た以上の成果を還元しないといけません。そのためにも、新しい分野への挑戦をし続け、これまで以上に親会社はもちろんのこと、取引先へ、さらには社会へ貢献できる会社を目指していきます。

社員が活き活きと働ける環境づくりへの取り組み

代表取締役 遠藤健治社長

当社は今まさに、請負型の企業から提案型の企業への転換期に入っています。商品企画から開発設計、製造、販売、場合によってはアフターサービスまで、お客さまの求めるフェーズに柔軟に応えられる体制づくりに励んでいます。社員には、受け身で任された仕事だけをするのではなくて、自分から積極的に仕事と向き合っていく人間であってほしい。そうあれるように会社としては、一人ひとりが自立型の社員になれる環境づくりに注力しています。
電子制御分野では、刻々と技術革新が進んでいます。私たちの日頃接している技術の延長線には何があるのかを知って、自ら最先端技術に近づく。社員には未知へのチャレンジを試みてもらいたいですね。東京、名古屋や大阪で展示会があるとの情報を得たら、事あるごとに「行ってきなさい」と皆をけしかけています。その他にも全社をあげて、人間成長を促すマネジメントスキル取得など、社内外でのキャリア開発に取り組んでいます。
社員に活躍してもらうには、会社側は個人の能力を最大限に発揮できる職場環境を整えなければいけません。従業員が何を考えているか、どんなことに困っているのかを、絶えず意識していますね。当社では従業員の満足度調査を行っており、出てきた内容で改善できるものは、社内規程の見直しで対処します。すぐに改善不可能な場合であっても、調査した以上、問題放置はしません。なぜ無理なのかを説明して理解を求め、面談で個別対応するなど、何らかの形で応えています。社員が会社人・社会人・家庭人として3つの役割のバランスの取れた人生が送れるように、当社では「3人調和」と名付けた取り組みを行っています。仕事と家庭の両立支援のための短時間勤務の導入や育児介護休暇の取得推進など、働きやすい職場づくりへの長年の取り組みが評価され、2017年には石川労働局から「ベストプラクティス企業」の認定を受けました。

「未来志向」で人と会社が進化する

「 会社の主役は社員」。私はこう考えています。社員が仕事にやりがいを感じられ、やりたい業務に自分から名乗り出て、活躍できてこその会社という気持ちが根底にあるのです。私たちはあくまでも主役を支える側として、社員に自己の能力を最大限に発揮する場を提供していく。その思いが原点にあります。新入社員も同様に、それぞれが培った知識や経験を土台に、個人の持つ能力や特徴・適性を引き出し、強みを生かせる部署へ配属するように努めています。
もうひとつ心がけているのは、「未来志向」です。各自がやりたいプランや挑戦したい目標を持ち、社員同士の日常会話に「今どんなことに挑戦しているの?」「次は何に挑戦するの?」といった話題が出る社内文化を育みたいのです。誰かが夢を語ると、「お前がそれをやるなら俺が手伝うよ」と周囲に理解者が現れて、成功したときには自分のことのように仲間たちが喜んでくれるような、お互いを応援しあえる集団でありたいですね。
プロとして仕事で結果を出すためには、専門知識の勉強や研究をしなければならず、業務には苦労がつきものです。ときには同僚には負けたくないと、競争心の湧く瞬間もあるでしょう。それでも個人的な葛藤を乗り越え、お互いに人として尊敬しあい、組織としてひとつになれたら素晴らしい。皆で結果を出していける会社が夢ですね。
世の中には、大企業から零細企業まで様々な規模の会社があります。アール・ビー・コントロールズ株式会社が、どの規模に当てはまり、どう評価されるかは別として、大きい会社にできないことは、たくさんあります。逆に小さい会社だからこそ、できることがあるんです。それは当社でいえば、物事の決定スピードの迅速さと、お客さまのニーズの細かな部分にまで柔軟にお応えすること。今後も小さい会社のできることを大事にして、厳しい状況のなかでも、キラッと光る会社であり続けます。

社員インタビュー 開発本部企画部 営業推進室 主任 下浦 芳範さん
男性社員も育休が取れる、仕事と家庭の両立を応援する会社です

営業推進室 主任 下浦さん

高校時代から物の設計がしたくて、この会社を選びました。現在入社14年目で、営業をしています。これまで技術者としてLED照明などの商品開発にたずさわってきました。いずれはマーケティング業務につきたいと考えるようになり、まずはお客さまの声を聞くことから始めようと思い立ち、営業を志願しました。
営業と聞くと、夜遅くまで働くイメージを連想されるかもしれません。けれども私は部署リーダーの心遣いもあり、昨年12月に子どもが生まれた時には育休を活用し、今もあまり残業をしないで早めに帰宅しています。
社員をひとつの職種に固定せずに、本人の希望を汲んでチャレンジをさせてくれるのが、当社の良いところです。年齢や役職を越えて誰とでも話せる社内の雰囲気も、フレキシブルな働きやすさにつながっていると感じます。どんな雰囲気なのかは、実際に見ていただければわかるはず。当社に興味を持たれた方は、ぜひ会社見学に来てください。

社員インタビュー 開発本部開発部 電子開発室 松岡 祥太さん
自分の考えを持てる方を待っています!

電子開発室 松岡さん

現在入社8年目で、大学時代から希望していた電子製品の開発を手がけています。他ではあまり扱っていない先端技術を用いた物づくりには、ゼロから作りあげる苦労が多い反面、完成すると達成感を得られますね。最新技術を吸収するために、セミナーや講習会へ積極的に参加しています。
仕事の後には会社と提携するジムで汗を流し、サッカー部の活動日には、先輩や役員と皆でボールを追っています。練習中に、仕事の相談を上司にするときもありますね。会社からの補助で他県に遠征してグループ会社と試合をするなど、スポーツを通して皆との交流を深めています。
最近、一般的に昔より自分を主張しない若手社員が増えたように思います。こちらから仕事を教えるだけではなく、新入社員からも意見を聞かせてもらって、一緒により良い物づくりを目指していきたい。そのためにも、自分の考えを持つ学生さんを待っています。

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