【株式会社日警保安】施設の警備を柱とした総合安全サービス

  • 創業    昭和61年9月
  • 事業内容  施設警備、交通警備、巡回、機械警備、保安業務、ビル管理・清掃業務
  • 資本金   5000万円
  • 従業員   850名(関連会社含む)
  • 本社住所  千葉県千葉氏花見川区花園1-8-6
  • 電話番号  043-275-4008
  • URL    http://www.nikkeihoan.co.jp/
  • 関連会社  株式会社ニッケイ・ライフセキュリティ、有限会社ビルテック

日本は世界屈指の「治安の良さ」を誇る国だ。昨年(2017年)は刑法犯認知件数が過去最少を更新するなど、ますます安全・安心な社会になっている。だが、それは誰も何もせずに実現しているわけではない。警察と警備会社、それに企業や地域社会が一体となって取り組み、成果を上げてきた結果だ。千葉県を本拠に首都圏の安全を守る、日警保安の池田隆夫代表取締役社長に、警備業界の最前線を取材した。

笑顔と丁寧な接客で実現する人にしかできないあたたかい警備

池田隆夫代表取締役社長

当社は昭和61年、幕張本郷で起業しました。私自身は茨城出身なのですが日本警備保障(現セコム)に就職して千葉支社に配属となって以来、ずっと千葉を拠点に警備業界の仕事に携わっています。昭和61年というのは国鉄の幕張本郷駅が開業して5年目、また海浜幕張駅が開業した年でもあります。現在の幕張メッセの辺りはまだ砂地で何もありませんでしたが、その後新都心としてめざましく発展しました。当社は、幕張と共に成長してきた会社であると言えるかもしれません。

コミュニケーションが生み出す「あたたかい警備」

池田淳一専務取締役

皆さんは民間警備会社が全国に何社あるかご存じでしょうか? 警察庁の調べによると2017年末時点で約9500社、警備員の人数は約55万人にも上るそうです。2020年には東京オリンピック・パラリンピックもありますし、民間警備の市場は今後も成長が約束されています。
そうした中で当社は売上・従業員規模共に全国で上位100社以内に入ります。全国規模ではないけれども商圏内(東京・千葉・埼玉・神奈川・茨城)ではしっかりとシェアと存在感がある、そんな位置付けにあると言えるでしょう。

ひと口に警備といっても、いろいろです。専門的には1号から4号までの区分に分かれています。1号は施設・機械警備(住宅など)、2号は交通誘導・雑踏、3号は貴重品運搬、4号は要人警護ですが、当社が手掛けているのは主に「施設の警備」(1号警備)です。オフィスビル、商業施設(ショッピングモールやスーパー)、イベント会場、高級マンションなどさまざまですが、共通しているのは〝多くの人の出入りがあり、人と接する機会が多い〟ということです。
そうした場所で警備員に求められているものは何でしょう? 不審者を発見せんとする眼光鋭い目でしょうか、暴漢をねじ伏せる屈強な身体でしょうか。実は、どちらも違います。

私たちに求められているのは、お客様をにこやかにお迎えする笑顔、丁寧な言葉使いで対応する接客、お客様に寄り添える心です。まるで接客業―と思われるかもしれませんが、その通り。当社では自社の業務を接客・サービス業と位置付けています。
警備の本質は危険にどう対処するかではなく、「未然に防ぐこと」にあります。事件・事故・災害の危険が発生する前から、安全を確保し続けるのが我々の役目です。そのためには、施設に訪れる人はもちろん、施設関係者や地域の方などたくさんの人々と日頃から密にコミュニケーションを取って、信頼関係を築いておくことが欠かせないのです。

また、訪れる人々にとって警備員は「施設の人」です。お店であれば時には「あの商品はどこにあるの?」という質問をされるかもしれません。そこで警備員が親切・丁寧に応対できれば、お客様のお店に対する印象は格段に良くなるでしょう。
警備員だから、厳しい顔つきで警備・警戒にあたるというのは間違いです。にこやかに巡回しながら気持ちの良い挨拶をして、困っているお客様、迷われているお客様がいたら積極的に声をかけてご案内する、これが日警保安が得意とする「魅せる警備・あたたかい警備」です。

住まいの安心と安全をまるごと引き受ける事業が成長中

ここ数年で急速に伸びているのがマンションの警備です。大規模マンションやタワー型マンションにおいては、防災センターの設置が義務づけされており、防災センターは24時間の監視体制が必須となります。機械警備が普及する中で我々が提供するのは「人がいる安心感」です。
マンションは居住者のプライバシーが保たれやすい反面、人とのつながりが希薄になりがちです。日頃は適度な距離をもって接しつつも、いざという時には確実に駆けつけて助けてくれる見知った人がいるというのは大変に心強いものですし、安心感につながります。

朝、出かける時には「おはようございます。いってらっしゃいませ」と気持ちのいい挨拶でお見送りし、帰宅した時には「おかえりなさいませ。今日もおつかれさまでした」とお迎えする。何気ない日常の中にそうした人がいるだけで、そのマンションに住む価値や満足感は高まります。
近年は防犯カメラをはじめとする各種のセキュリティ・システムが進化していますが、それらはいずれも「事後」に役立つものであり、人がいることの安心感に置き換わるものではありません。そうした最先端の機器や技術の利点は生かしながらも、基本は「人」が守る―それが、我々日警保安の基本スタンスです。

また、近年はお客様からの要請で、セキュリティだけでなく建物の清掃やメンテナンス(点検整備や保守業務)まで一貫して任されるビジネスが急成長しています。これまでも保守・清掃業務は㈲ビルテックという関連会社で取り扱ってきたのですが、2018年9月からは警備・保守・清掃・派遣を一元化して住まいの安心・安全に関わる部分はすべて我々が一括して引き受ける体制を整えるべく、マンション警備専門会社「株式会社ニッケイ・ライフセキュリティ」の本格稼働をスタートします。

求められるのは、気配り・心配りのできる人

定例で行われる、緊張感ある屋内訓練。

このように、日警保安は警備業の枠を超え、ビジネスを拡大・成長させていく体制を着々と整えています。それには能力のある新しい人材の確保が急務で、現在は積極的に新卒・中途採用を行っています。
警備会社ということで「体育会系じゃなければ駄目だろうか」「危険を伴う職務なのではないか」という先入観を持たれがちなのですが、そんなことはありません。先述の通り、我々は警備を接客業・サービス業と位置付けていますから、求める人材も気配り・心配りのできる人、きめ細やかな管理ができる人、人と接するのが好きな人……等々になります。

女性も大歓迎。気配り・心配りやお客様に対するきめ細やかな対応という意味では、女性ならではのやわらかさというのは、当社の求めるところとぴったりです。現在、社員の男女比は9対1とまだまだ男性中心ですが、今後は女性の採用を増やしていくと共に、女性の働きやすさも充実させていきます(ちなみに業界平均の女性比率は5%程度ですので、当社は女性社員が比較的多いほうではあります)。
新しい人材を積極的に受け入れるにあたっては、人材育成にも力を注いでいます。例えば、新卒者の研修では、当社には独自の新入社員教育制度があり、約1週間にわたる研修では、警備の基本的な考え方や行動指針はもちろん、ビジネスマナーやコミュニケーションスキルまでみっちり学びます。その後、20日にわたる実地研修を経てそれぞれの担当する職場へと配属されていくわけですが、その後も2カ月に1度のフォロー研修や半年間毎月行われる合同研修などで、プロとしての技術を磨きます。

当社で取得できる資格は、警備検定(施設、交通誘導、雑踏、他)、指導教育責任者、セキュリティ・プランナー、セキュリティ・コンサルタント、自衛消防技術認定、消防設備士、防火対象物点検資格者、防災管理点検資格者、上級救命など。社員のスキルアップとキャリア構築は会社が全面的にバックアップしますから、やる気のある人はどんどん上を目指していけます。

2020年、東京オリンピック・パラリンピックは業界あげての恩返し

2年後の2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催され、期間中だけでも1546万人の観光客が訪れることが見込まれています。当然、警備業界もこれに対応しなければなりません。 実は日本の民間警備は、1964年の東京オリンピックを契機に世間一般に認知され、成長してきた歴史があります(1962年に設立された日本警備保障・現セコムが、東京オリンピック選手村の建設現場の警備にあたったのがきっかけ)。それゆえ2020年の東京オリンピック・パラリンピックは警備業界全体が恩返しと位置付けて〝オールジャパン〟の協働体制を組んで警備にあたることになっています。

当社のお膝元である幕張でも、オリンピックの「フェンシング」「レスリング」「テコンドー」「サーフィン」、パラリンピックの「ゴールボール」「車いすフェンシング」「シッティングバレーボール」が開催されます。まだ具体的には決まっていませんが、我々も直接・間接的にその一翼を担うことになります。
報道などではとかく治安維持やテロ警戒ばかりが注目されていますが、東京オリンピック・パラリンピックは、日本ならではの「おもてなし」を世界の方々に知っていただく大会でもあります。当社が得意とする「魅せる警備・あたたかい警備」がさまざまなシーンで貢献できる絶好の機会になるのではないでしょうか。

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