上司がいやで転職を考えていませんか?

この記事では成長しない人の習慣を書籍『社会人1年目の教科書』よりご紹介します。

現代社会では、生涯1つの会社に勤めるということは相当少なくなってきています。今後はもっと減っていくでしょう。起業したり、フリーランスになったりするのも一種の転職として含めると、誰もが一度は転職を経験する時代がきます。

ただし、世の中には転職していい人とダメな人がいます。転職していい人は、そうすることでステップアップになる人です。同じ会社でずっと勤めている人のほうが効率的に給与は上がっていくものです。なんとなく会社を変えたいという理由で転職すると、社内で同じ年齢・キャリアの人よりも少し低い収入での再スタートとなり、その後、数年かけて追いついていくというイメージになります。追いつくまでの収入は比較的低いわけですし、悪くすると低いままでそのままずっと働くことになる可能性もあるのです。

また、やりたいことがあって辞めるというのはポジティブです。しかし、「この会社ではやっていられないから辞める」というのはネガティブな考え方です。そうして逃げの発想で仕事をしていると、いつまでもステップアップできません。

やりたいことができなかったから辞めるという人も多いのですが、普通の会社であれば、仕事ができる人の話は聞こうと思うものですし、認められている人であれば「やってみろ」というふうになるはずです。

もしそうならないのであれば、仕事ができると認識されていないからです。まず、自分が「放っておけない存在」になることが大前提です。自分がやりたいことができるのも重要ですが、他人があなたにやってほしいことをやることも価値のあることです。

そして、他人があなたにやってほしことが、やがて自分がやりたいことになっていく人もとても多いのです。

転職する時にはこのような発想で、いい転職をできるようにしましょう。

最後に

記事の内容をさらに知りたい方はこちらの本をお読みください

社会人1年目の教科書 「伸びる人」の習慣 「伸びない人」の習慣
菅沼 勇基(2019/3/1、クロスメディア・パブリッシング)