【トーテックアメニティ株式会社】どんなことをしてもらったら嬉しいか どんな制度があったら喜んでもらえるか 徹底した「社員目線」での健康経営

  • トーテックアメニティ株式会社
  • 設立 昭和46年(1971年)5月20日
  • 事業内容 ITソリューション事業
  • エンジニアリングサービス事業
  • 資本金 1億円
  • 売上高 255億3,877万円(2020年3月期)
  • 従業員数 2,343名(2020年5月末)
  • 本社住所 〒451-0045 愛知県名古屋市西区名駅二丁目27番8号
  • 電話番号 052-533-6900(代表)
  • URL https://www.totec.jp

Let’s New Value!

取材日:2020年6月1日
香田典利
経営管理本部 管理部
人事総務グループ 上席リーダー
深谷寧音
経営管理本部 管理部
人事総務グループ
綿貫裕章
経営管理本部 管理部
人事総務グループ

創業以来、お客様の「情報化戦略」と「技術戦略」のサポートを基軸として事業を拡張してきたトーテックアメニティ株式会社。東海エリアにあるIT 企業の先駆者的存在である同社に、従業員の健康増進への取り組みをお聞きした。

「人財」を最大限に活用できる職場環境を整備

当社は、電話設備会社として1971年に創業しました。社名は、創業時の「東海電子システム」に由来しています。

オフコンと呼ばれる業務用コンピュータやそれらをつなぐネットワーク回線など、IT社会の進展に合わせて事業を拡大してきました。その後、製造業が盛んな東海地区という土地柄もあり、機械設計や電気・電子設計、組込み制御システムといった先進技術の提供を行うエンジニアリングサービス事業を開始。お客様の「情報化戦略」と「技術戦略」をサポートする2つのサービスを事業の柱としています。近年は、これまでに蓄積してきた技術・ノウハウを活用し、様々な領域で新規事業にも着手しています。当社が手がける高齢者施設向けに開発した見守りシステムやセキュリティソリューションなどは、テレビ番組・経済新聞・業界誌などでも紹介され、新たな事業の柱が生まれようとしています。

当社は創業以来、「人材」を「人財」ととらえ、社員の教育・育成に努めてきました。当社の事業は、いずれも社員のたゆまざる技術力と人間力の向上があってこそ成り立つものです。お客様の満足と信頼を得るサービスを提供し続けるためにも、当社では「社員満足度の向上・職場環境充実・健康増進」をマネジメント方針に明記し、社員の健康増進に力を入れた「健康経営」に取り組んでいます。「人財こそが企業の財産」という考えをベースに、すべての社員がその持てる力を存分に発揮し新たな価値創造ができるよう、さまざまな制度や環境づくりを行っています。

2020年には、こうした取り組みが評価され、一定の基準を満たす優良企業として「健康経営優良法人2020」の上位500社のみが認定される「ホワイト500」にも認定されました。2019年にも「ホワイト500」に認定されていますので、2年連続です。社員のモチベーション向上はもちろん、各大学の教授からも高評価を頂いたり、取引先との話題につながったりするなど、社内外によい波及を続けています。

【健コミ】 活動で、健康とコミュニケーション増進を実現

自転車部「TOTEC468」のメンバー、幅広い世代の社員が楽しく活動しています

そもそも当社はこれまでにも、あらゆる取り組みを「社員目線」で行ってきた土壌がありました。どんなによい施策でも、企業目線で行ってしまうと「会社中心」になってしまい、全社員が“自分ごと”として捉えにくくなってしまいがちです。そこで、さまざまな施策や取り組みを行う際にはいつも、「社員がどんなことをしてもらったら嬉しいか」「どんな制度があったら社員に喜んでもらえるか」という「社員目線」を重視してきました。

健康で長く働いてもらうためには、何よりも社員が楽しく働ける職場でなければなりません。当社では、社員がイキイキと働きつづけられるよう、「イキイキ活動」と題して、社員満足の向上と社員の健康増進のために、クラブ・サークル活動の奨励や、スポーツイベント開催などの活動を行ってきました。

イキイキ活動推進以前は8つだったクラブは、現在32に増え、運動系・文化系さまざまな活動を行っています。トータルで550人もの社員が
それぞれの趣味嗜好に合わせた活動に、楽しみながら参加しています。今年はこの参加人数を1000人にしようと頑張っているところです。

健康経営を推進していくにあたり、「健康増進」と同時に「コミュニケーションの活性化」も目指そうと、活動にかかる費用への一部補助を行う「健コミ」制度を導入しました。みんなで汗を流し、仕事の疲れをリフレッシュすることで、仕事もプライベートもイキイキと躍動できるよう、社員の健康とさまざまな交流の活性化を後押ししています。

また、「仕事だけではなく、人生そのものを楽しんでほしい」という思いから、野球やサッカー、大相撲などのスポーツ観戦チケットの提供や映画招待券の提供、テーマパーク・旅行・会員制リゾート施設などの利用補助が受けられる制度も設けています。

スポーツや趣味を通じた健康増進は、身体面での健康効果を実現できただけでなく、お互いの信頼や関係性が増すなど、メンタル面でのよい効果ももたらしています。また、部署間の垣根を超えたクラブ活動の推進により、複数部門間で連携協力して営業提案活動を行ったり、何気ない日常会話が増えたことで情報共有がスムーズになったりするなど、業務面での効果も生み出しています。

健康経営を通じて「全体最適」の実現を目指す

「大阪・淀川市民マラソン」には毎年、マラソン部以外の社員も多数参加しています

当社では、健康診断の受診率100%は達成していたものの、有所見者の再受診率や、特定保健指導の受診率は低い傾向がありました。そこで、重症化予防に向け、有所見者の再受診にかかる費用の補助、40歳以上の社員への特定保険指導や受診勧奨など地道な声かけを行っています。また、社員のヘルスリテラシーを向上させるため、「女性の健康セミナー」や「健康増進セミナー」といった各種セミナーの開催や、「健康管理能力検定」合格者へのインセンティブ支給なども行っています。

さらに、健康診断結果から想定されるリスク保有者の軽減を目標とし、「肥満」「血圧」「血糖」「脂質」「喫煙」の5項目の改善数値目標を当社のホームページで公開しています。これにより、自分の健康状態を自覚し、生活習慣の改善のための特定保険指導を受ける社員の割合が非常に増えました。産業医の協力のもと、ストレス状況のチェックと自らのストレス状況を把握させる「ストレスチェック」でメンタルケアに取り組むほか、喫煙者の軽減にも力を入れています。禁煙奨励金を支給し、禁煙への取り組みを応援するほか、禁煙外来の通院費用に対しても補助金を支給しています。

1つひとつは地道な取り組みですが、継続することで、社員の間でも少しずつ「健康」への意識が高まっているのを感じています。

社内に設置している意見公募制度「トーテック目安箱」にも「健康」に関する意見や提案が目立つようになってきています。先日、「新型コロナ感染拡大の影響で、献血が不足している」という情報を得た社員から、「当社は全国に拠点があるので、全国の献血ルームを社員に紹介したらどうか」という投稿がありました。社員自身の健康管理はもちろん、経営理念にも通じる企業市民として社会貢献を意識するきっかけになればと、WEB社内報に掲載したところ、月度1位のアクセス数を獲得しました。

2020年の6月1日には、独自の「トーテックグループ健康保険組合」を発足しました。これまでは本社のある愛知県の健康保険組合に所属していたのですが、拠点が全国に広がってきたこともあり、健保組合の取り組みに加え、当社が独自に展開してきた内容をより充実させられるよう、自社グループの健康保険組合を立ち上げました。

健康経営への取り組み以前は、どちらかというと健康保険組合が主体となって健康診断やメンタルケアなどが行われてきましたが、会社主体で健康経営への取り組みを進めることで、健康コストまで含めた企業の全体最適化が進められるように変わってきたと感じています。

当社の「社員目線で『人財』を大切にしてきた」という風土が、健康経営の考え方にマッチしたという部分はありますが、今後も社員一人ひとりが心身ともに健康で新しい価値創造にチャレンジしていけるよう、取り組みを推進していきたいと思っています。

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